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ステップ1「アコギを始める準備」
まずはアコギを入手するところからスタートしましょう。
どんなアコギが良いのかや値段についても解説していきます。
お友だちや知り合いからもらったよという方はすっ飛ばして、
1-3の「チューニングしてみよう」のところから御覧ください。
ステップ1-1「アコギを手に入れよう」
一番無難で間違いの無い選択が、ヤマハかモーリスのエントリーモデルです。
安価ですが使用されている材質や造りも丁寧なためコストパフォーマンスに優れているためです。
世界で一番スタンダードなドレッドノートスタイルのため、見た目にも間違いないです。
ただ、アコギにはとってもたくさんの種類があります。
ゆくゆくやってみたいことが明確であればそれにより合ったアコギを選ぶと良いですね。
どんどん弾けるようになってストレス少なく配信とかをやってみたいという方はエレアコがおすすめです。
部屋の大きさとの兼ね合いや、小柄な方で普通のサイズでは大き過ぎるという場合は、
ミニアコがおすすめです。
ステップ1-2「アコギのアイテムを手に入れよう」
アコギをはじめる際にはいくつかのアイテムがあるとロケットスタートをきめることができます。
いくつかとなると面倒ですので一つだけ、「チューナー」を入手してみましょう。
チューナーがあると正しいチューニング(調律)をアコギにしてあげることができます。
余裕ができましたら他の便利アイテムを一通り揃えてあげてください。
後々とても便利になりますよ。
またお住いの環境的に必要そうであれば、
アイテムで手軽に騒音・防音対策もとることができます。
ステップ1-3「チューニングをしてみよう」
アコギを演奏していく前に「チューニング」を必ずしておきましょう。
チューニングの癖がつくことで正確な音で練習ができて楽しめるうえ、
耳が確実に鍛えられていきます。
クリップチューナーを使ったりアプリを使ったりと、
チューニングが楽にできるように環境づくりをしてみましょう。
ステップ2「アコギを演奏してみよう」
アコギや必要な道具をゲットしてチューニングも済みましたら、
どんどん触って遊んでいきましょう。
そのために、まずはコードを覚えていってみましょう。
ステップ2-1「オープンコードを覚えてみよう」
基本のオープンコードを覚えていってみましょう。
基本の5つのコードのフォーム(指の形)を覚えるだけで1曲通して演奏を楽しんでいけます。
またカポタストを使ってカポ 早見表まとめ【移調方法の解説】をしてあげれば、
大抵の曲はこの基本の5つのコードフォームで楽しむことができます。
Fコードでしんどい思いをしなくて済みます。
ステップ2-2「ストロークをしてみよう」
コードを押さえられるようになったら、
ストロークに注目して練習をしてみましょう。
ストロークは弾き語りにも伴奏にも使える一番わかりやすい奏法です。
元気なアコギ演奏にとても似合います。
柔らかいギターピックを使ってストロークを続けると、
腕の脱力の仕方などの「コツ」をより早くつかむことができます。
腕の振り方が身についた後は、ピック無しの指(フィンガー)ストロークをしてみるととても楽しいです。
音量が足りないと感じる場合はフィンガーピックを付けてストロークもおすすめです。
ステップ2-3「アルペジオをしてみよう」
ストロークの動きがなんとなく身についた後は、
アルペジオ奏法に挑戦してみましょう。
落ち着いた癒されるジャンルにとても似合います。
アコギ演奏では特に美しく響くためとても楽しいです。
弾き語りはもちろん、
ソロギターなど「歌の無いギターのみの音楽」の演奏に特に使いまくれます。
ステップ2-4「Fコードを覚えてみよう」
アコギでの演奏に慣れてきましたらFコード・バレーコードに挑戦してみましょう。
オープンコードのコードフォームとかなり変わってきますが、コツをつかめばかんたんに演奏していくことができます。
ステップ2-5「コード表を読んで好きな曲を演奏しよう」
基本のオープンコードやFコードを覚えたら、
好きな曲のコード表を探して演奏してみましょう。
書店やネットで好きな曲のコード表やバンドスコアを買ったり、
コード表のサイトでコードを確認してみましょう。
ステップ2-6「色んな種類のコードを弾いてみよう」
コード表に沿って演奏していると、
オープンコードやFコード以外のマイナーコードやセブンスコードなど色んな種類のコードが良く出てきます。
一見難しそうですが似たような指のフォームで覚えていけますので、
少しずつ慣れていってみましょう。
特にメジャーセブンスは弾くだけでおしゃれな雰囲気が出てとてもかっこいいので、
ぜひ覚えてみてください。
ステップ3「アコギのお手入れをしてみよう」
アコギを触るのが楽しくなってきましたら、
演奏前とあとにかんたんなお手入れをしてみましょう。
少しのお手入れでアコギの弾きやすさがとっても長持ちします。
お手入れをすることで、
せっかくはじめたアコギの挫折の危険を回避することができます。
ぜひお試しください。
ステップ3-1「ギタークロスを使おう」
ギタークロスでのお手入れを演奏前と演奏後に行うことで、
ギター弦や指板の状態を心地良く保っておけるようになります。
結果的に弦の寿命を伸ばせたり、
弦交換の頻度を減らせて手間が省けるため初心者さんにこそおすすめしたいです。
どうしても最初のうちは弦交換は手間になってしまいます。
また弦交換が必要な状態のギターは指板も汚れていて弾き心地がとても悪くなってしまいます。
その結果、
アコギ触ることがおっくうになってだんだんとアコギがら遠ざかってしまうことになりかねません。
習慣化できれば手間にならなくなりますので、ぜひお試しください
ステップ3-2「弦交換をしてみよう」
ギタークロスでお手入れを続けてあげると、
かなり弦と指板が良い状態で長持ちするようになります。
それでも数ヶ月経つとさすがに弾きづらくなってきますので、
弦交換をしてあげましょう。
全体像がわかったり必要なものが事前にわかれば、
作業労力も少なく済みますのでぜひ習得してみましょう。
交換に余裕があれば弦をさらに長持ちのものに変えたり、
弦を外したついでに指板の手入れをしてあげるとさらに保ちが良くなります。
弦交換後の古くなった弦は、
分別して廃棄してあげてください。
ステップ4「アコギ上達のための基礎練習」
アコギをより楽しむために、
上達のための基礎練習を取り入れてみましょう。
その日の触り始めたときや、
好きな曲を演奏する前に少しずつ取り入れてもらえると嬉しいです。
習慣化できると、上達がみるみる実感できますよ。
ステップ4-1「リズム練習をしてみよう」
アコギの上達が特に実感しやすいものに、「リズム練習」があります。
ノリノリで弾いているときなど特に目立ちやすいのですが、
リズムがずれてしまっていることが非常に多かったりします。
なにが一番問題かというと、
自分で自覚することがとてもむずかしいことです。
自分では気が付きにくいのですが、
他人が聞くと詳しくなくても一番気になるところだったりします。
また、けっこう経験者の方でも案外できていない練習がこのリズム練習だったりもします。
早いうちから練習にリズム練習を取り入れると、
上達がとても早いので特におすすめです。
ステップ4-2「スケール練習をしてみよう」
アコギをはじめギターにはたくさんのスケール(音階)があります。
より詳しく知るには音楽理論の学習が必要になりますが、
頻出のものに「ペンタトニックスケール」がありますのでまずこれを習得してみましょう。
ペンタトニックスケールが指で覚えられると、
かんたんなアドリブやコードだけではなく「単音」の演奏も楽しめるようになります。
また単音が楽しめるようになると運指の基礎練習も効果がでやすくなりますので、
合わせてクロマチックスケールの運指練習もおすすめです。
ステップ4-3「耳コピをしてみよう」
コード演奏に加えて単音の演奏も楽しめるようになれば、
好きな曲の「耳コピ」を楽しむこともやりやすくなります。
耳コピは続けていくと、
自分の耳が鍛えられて演奏のレベルアップがはかりやすくなります。
耳コピ自体のレベルがあがっていっくと、
コピーもとの原曲の内容をコード表やスコアよりも細かく聞き取って再現をすることもできるようになります。
いずれにせよ「ルート音」を軸にコードや音を探していきますので、
はじめのうちはバレーコードが必要になるところは「パワーコード」で代用してあげると楽に耳コピを楽しめます。
ただ、あまりにバレーコード(FやBのコードフォーム)がたくさんの曲の場合は、
演奏が難しくなってしまいますし、なによりアコギらしい響きが失われてしまいます。
ステップ5「様々な演奏方法を楽しもう」
こちらまで読みすすめてくださりありがとうございます。
ここまでおつかれさまでした。
ここまでのステップ4まで進んでくると、
かなり自由にアコギを楽しめるようになっているかと思われます。
表現をより豊かにするために様々な演奏法や小ネタ・テクニックを身に着けてみましょう。
ステップ5-1「小ネタ・テクニックを身に着けよう」
指板側の左手でハンマリングやプリング・スライドなど、
表現方法が広がるテクニックを身に着けてみましょう。
コード演奏でもコードチェンジの際などにさりげなく入れるととてもかっこよくなります。
ステップ5-2「弾き語りをしよう」
アコギといえばやっぱり弾き語りですよね。
手にすれば皆さん必ず演奏スタイルですね。
はじめやすいからこそ基礎練習等をしっかり行ってから弾き語りを行えると、
格段に上手な演奏を行うことができます。
弾き語りは歌も入るため、よりリズムキープを大切に演奏していきましょう。
ステップ5-3「スラムギターを演奏してみよう」
アコギならではの演奏スタイルに「スラムギター奏法」があります。
ボディやフレットを叩きながらフィンガーストロークでワイルドに演奏していくスタイルです。
パターンをからだで覚えるまで少し大変ですが、
覚えてしまうととても楽しく、汎用性もあります。
弾き語りにも特にあうためアコギ演奏者には特におすすめしたい演奏です。
ステップ5-4「ソロギターに挑戦してみよう」
最後にご紹介するのは「ソロギター」です。
様々なテクニックを用いたり移調を丁寧に行ったりと、
一曲できるようになるまでがとくに難しいですが、
アコギの演奏がより楽しくなりますので強くおすすめしたいです。
弾き語りだけでは再現が難しいような曲でも演奏していけますので、
苦労に見合う面白さがあります。