メトロノームとリズム練習の解説【アコギ初心者さんへ】
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おもち
メトロノームってギリシャ語とラテン語からの造語なんだそうだよ

アコギの基礎練習におすすめの「リズム練習」

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アコギの基礎練習には様々なものがあります。

指板(左手)側では「運指練習」、「ハンマリング・プリングの練習」などがあったり、
ブリッジ(右手)側では「ストローク」や「アルペジオ」の練習などなどがありますね。

このような基本的な動作が身に付いたあとに一番おすすめの練習が、
メトロノームを使った「リズム練習」です。

様々なところでおすすめされている基礎練習のひとつですが、
アコギとエレキどちらも10年以上プレイしてきた筆者の体感としても、
明らかに上達の実感が持ちやすい練習だと感じています。

アコギ「リズム練習」の効能

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音楽は時間経過の芸術と称されています。

時間経過をコントロールするものこそが「リズム」です。
よってリズムのコントロールが効くということは、
音楽を制するといっても過言ではないかもしれません。
いや聞きかじりです。すみません。

ただ人の耳には、リズムが一定になっているだけで非常に上手い演奏に聞こえるように感じるようになっているようです。
自分の演奏を聞き直したり他人の演奏を聞いていて少しハラハラを感じてしまうのは、
たいていこのリズムが不安なときだったりします。

特にアコギの場合はエレキの場合と違って音の数が少なくなるため、
リズムの不安定だと悪目立ちしてしまうことも

現在「リズム練習」を日々の練習に取り入れていらっしゃらない場合、
特に高い効果が期待できます。

実際練習としてはメトロノームを用いて、一定の速度を保ち、キープして演奏するというものなので、
練習としては非常に地味ですが、
継続する前と継続後をスマホの録音などでとって比べてみると強く実感がもてます。

なんでメトロノームが必要なの?

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とはいえ曲に合わせた練習などを結構していると、
リズムには自信があるからあんまり気にならないよという方も多いかと思います。
そんな方にもメトロノームの基礎練習を強くおすすめしたいです。

曲に合わせて練習だけでリズム練習をしていると、
リズムよりも無意識に自分の好きなパートを軸に演奏をしてしまうことがあります

メトロノームを使った練習の場合は、
音に装飾のなく「演奏する曲のBPM」の速度にだけ注目して練習することができるため効率と汎用性が高まります。

今練習にメトロノームを導入していない場合、
自分でも驚くほど伸び代が眠っている可能性が高いです。
絶対今よりも確実にあなたの上達が保証されます。

弾けているつもりで弾けていないの原因がリズム

試しにBGMなど合わせる音なしに、スマホの動画や録音機能でアコギを弾いて音を録ってみましょう。
弾き語りの方も弾き語りごとまるごと一曲を録ってみましょう。
再生してみると、想像以上に一定のスピードを保てていないことに気がつけます。

バッキング(伴奏)に慣れていると思っている人ほど危うい傾向にあります。
インスト系だけでなく、弾き語り系の方も注意が必要です。

特に弾き語りでは、歌でズレをごまかしている可能性が非常に大きいためです。
また演奏に熱が入ってくるほどリズムが早まったりと、
一定のリズムを保持することがいかに難しいかがわかってきます。

メトロノームの効果

はしったりもたついたりを減らし、より正確なスピードで演奏ができるようになります。
1曲を通して練習する際の練習の効率も上がります。

例えば、メトロノームの導入前はミスタッチや明確な押弦のミスにだけ反応できがちです。
ミスの箇所にだけより着目ができる印象です。

メトロノームを導入すると、1曲を通しで演奏するさなかに自分の意志でスピードを変えられなくなります。
そのため明確に理解できていたところ以外にも修正すべき箇所がはっきりとわかってくるのです。

後ろで流している正しいリズムと明確にズレてしまうためこちらに非があることが逃げようがなくなる印象です。
また、全体のなかでどこで間違いやすいか、どう苦手としているのかなども見えるようになってきます。

どういうメトロノームがいいの?

メトロノームにはざっくり分けると、アナログのものとデジタルのものがあります。
アナログのメトロノームは小学生の頃の音楽室で見たことがあるような、振り子のついたメトロノームです。

イメージ的にはアナログのほうがとてもしっくりきたり、かわいいものも多いと思います。
が、意外と値段が高かったりします

そのためアナログより安価に手に入りやすく、
または同じ金額を出せばおまけの機能がたくさんついてくるデジタル製のメトロノームをおすすめします。

ものによってはチューナーが内蔵されていたり、タイマー機能やリズムパターンが複数内蔵されていたりとおまけの機能も豊富にあるものもあります。

スマホの無料のアプリなどでもたくさんありますので、
お試しがてら様々なものを取り入れていただければと思います。

まとめ

上達効率をあげて、よりアコギを楽しめるように鳴るためにも、
ぜひ練習にメトロノームを取り入れてみてください。わたしもメトロノーム練習をかかさないようがんばります。

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