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タブ譜(TAB)とは
「タブ譜(TAB)」とは、コード表と並びギター練習に頻出の譜面です。
正式名称を「タブラチュア(Tablature)」と言います。
タブ譜の歴史は古く、中世ヨーロッパでは「リュート」の演奏に使われていたそうです。
タブ譜ではギター練習の際に、
「どこの弦のどのポジションを弾くのか?」、
または
「どのように弾くのか?」について数字とアルファベットで示してくれます。
タブ譜の読み方その1/読み方の基本ルール
タブ譜の読み方は、コード表と同じように上が1弦、下が6弦となっています。
音符に準じて下に並ぶ方が低い音を表し、上は高い音を表しています。
数字が表記されているところがフレット数を表しています。
こちらの図ですと、「5弦3フレット」から演奏を開始していくことを表しています。
また表の上には大抵「コード名」も表記されています。
タブ譜の読み方その2/「h(ハンマリングオン)」
横線の並びと数字だけでなく、アルファベットでも演奏内容を示しています。
「h」や「ho」と書かれているところは「ハンマリング・オン」を意味します。
2つ並んだ数字の後ろの方が叩く方の音です。
タブ譜の読み方その3/「p(プリングオフ)」
「p」や「po」と書かれているところは「プリング・オフ」を意味します。
タブ譜の読み方その4/「s(スライド)」
「s」と書かれているところは「スライド」を意味します。
タブ譜の読み方その5/「m(ミュート)」
「m」と書かれているところは「ブリッジミュート」を意味します。
「バッテンマーク」のところは指板側(左手)でかける「通常のミュート」を意味します。
タブ譜の読み方その6/「g(グリッサンド)」
「g」や「gliss」と書かれているところは「グリッサンド」を意味します。
タブ譜の読み方その7/「cho(チョーキング)」
「c」や「cho」と書かれているところは「チョーキング」を意味します。
1音分を上げます。
タブ譜の読み方その8/「harm(ハーモニクス)」
「harm」という英字や、「ひし形マーク」の表記のあるところは「ハーモニクス」を意味します。
まとめ
「タブ譜」は「コード表」とともにアコギ練習に頻出の楽譜です。
読めるようになると演奏できることが増えて楽しいので、
ぜひ慣れておいてくださいね。